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【ダイヤモンドの話】

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今日は私が大好きな
ダイヤモンドの話をします。


人間には、
「自分の才能や能力は、
どういうところにどのぐらいあって、

どのように開花するか」ということについて、
なかなか分かりづらいところがあります。

 

二十世紀の初めのころからアメリカに伝わっている、
有名で伝説的な話があります。

 

ある説法家は、その話を人生で五千回以上も話した結果、
ものすごい大金持ちになりました。

 

それは、「ダイヤモンドの鉱床(こうしょう)」に関する話です。

ダイヤモンドの鉱床とは、ダイヤモンドが埋(う)まっている部分のことですが、
そういうテーマの話を、人生で五千回以上も話した人がいるのです。


それは、今のイランにおける農夫の話です。

 

ある農夫が、ダイヤモンドを採掘(さいくつ)しようとして土地を手に入れ、
一生懸命掘ったのですが、とうとうダイヤモンドは出てきませんでした。

 

その農夫は、その土地をほかの人に二束三文で売り払い、
旅に出ました。

 

「どこかにダイヤモンドの豊富な土地があるに違いない」と思い、
その土地を探し求めて放浪したのです。

 

しかし、最後には、
スペインの海岸で溺れ死んでしまいました。

 

一方、
その男の土地を買い取った男は、
その男が掘った跡をさらに掘ってみました。

 

そうすると、


前の男が掘るのをあきらめた十センチ下に、
数エイカーにわたってダイヤモンドの鉱床があることが分かり
大金持ちになったのです。


前の男は、わずか十センチ下にはダイヤモンドの鉱床が眠っていたのに、
その手前で掘るのをあきらめてしまったわけです。

 

これは、スペインの海岸で溺れて死んだ男と、
その男から土地を安く買い受け、さらに十センチ掘って
ダイヤモンドを手に入れた男の話です。

 

この話を五千回以上も語って、大金持ち、ミリオネアになった人が
アメリカに実際にいるのです。


この「ダイヤモンドの鉱床」の話が何を意味しているか
もう勘のいいあなたならわかると思います。

 

つまり、これは、
「もう少しで成功できるのに、たいていの人はその手前であきらめてしまう」
ということを意味しています。

 

あと十センチ掘ればダイヤモンドが出てくるのに、
その寸前のところで「この土地は駄目だ」と思って掘るのをやめ、

「どこかよそに行けば成功が手に入る」と考えて、
ほかの所に探しに出かけ、

「ここでもない」「ここでもない」と、
ダイヤモンドが埋まっている土地を探し続けている。

 

これが大多数の人の姿なのです。


あなたがお金持ちになるためには
どうするのか?

 

答えはかんたんです。

あきらめなければいい。

他によそ見や浮気をしなければいい。

 

たったそれだけのことです。